俺の戯言

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番号: 90	2001年07月15日
自動三方断切機という製本工程のうち、本文の回りを背の部分を残し一度に三方向を寸法どおりに切断する機械が導入された。今度のは国産機である、入れ替えであり増設ではない。　本当ならばまだまだ使える機械なのだが、我が社の製品作りの精度には不適合になったからである、それだから今までのマシンは韓国で手を加えた後で再活躍をする事でしょう。そこで思うのだが新しい機械になり金を掛けたからといって工賃が今まで以上になるのかと言うとならないのである。では今までのマシンではなぜ駄目かというと、お客が駄目だと言うからではなく、使用する本のできばえは素人では区別がつかないものだろう。　それは我が社の製品として世に出す以上プロの目からもさすがと言う本造りをしなければならない為である。新しいマシンの効果は必ず目に見えずとも現れてくると信じての導入である。
番号: 89	2001年07月13日
新聞のお悔やみ欄で、昔の空手修行時代の友人が載っており驚き哀しんだ、その君は今から３０年も昔の事になるが、一緒に武徳殿（長野県警察本部体育館）で汗を流した仲間である。４８歳とあるから俺より５歳ほど若いのだが何が有ったのであろう。ともあれ、こんな悲しいニュースを見聞きすると、心の底から無情で不安な人生であると思わざるをえない。小学校の同級生の中にも、中学、高校の仲間にも、大学時代の先輩や後輩にも早くしてこの世からオサラバした輩が沢山いる。さらには親族、身内の中にも俺より若かったり、近い年齢で他界している者もいる。そんな事実を改めて考えてみると、もう、明日がどうなるかも誰にも解からないことである。当たり前の事だが毎日を充実させ、悔いなく好きに生きなければ駄目だ。不景気だ！不景気だ！と嘆いていては小さすぎると思いつつ今日も暑い！暑い！不景気だ！・・と、言ってしまう。
番号: 88	2001年07月09日
暑い暑いと言いつつコノママ夏に突っ込むだろうと思われる。　この暑い中２日間に渡り庭の池の修理をしていた、リニューアルをしたばかりの小さな池だが漏れてしまうのである。　何度も何度も造園職人に水は怖いよ、俺なんかよりよほど怖いから注意が必要だぜ！、と言って来たのに案の定である。夕刻水を満々にしておくが、朝の良い気持ちを一変させてしまうほど水は漏れて池の半分ほどに減っているのである。どうも、池の水だけではなく、職人の知恵が漏れているので頭に来っぱなしである。されとて、自社の社員を気合を入れるような訳には行かず、おだてたり、すかしたりしつつ補修は終えたが、今日の夕方水を入れ明朝どうなる事か楽しみである。直っていて下さいアーメン！！
番号: 87	2001年07月01日
今年も半年がすぎ折り返しになったが本当に早いものである。しかし過ぎてしまえば早く感じる事も事実だが、時間は同じ速さで過ぎるに違いないはずある。ならば、なぜ早く感じてしまうのだろう、少年期や青年期、青春時代のあの時の過ぎ方は一年がそれなりの一年であった気がする。それは、きっと経験や体験が新鮮なものと再確認をしていることと再々体験をしている事が多くなるからではないだろうか？。若い頃は経験や体験をする全てが初体験で新鮮であるが年を重ねての体験や経験は2度目であったり3度目であったり4度目で有ったりしている事が多く、感激が薄れてしまう事に関係するのではないかと俺は思う。ではもう半年が過ぎてしまった、一年が過ぎてしまったとぼやかずに過ごすと言う事は、常に新鮮な体験が出来るように変化にとんだ目標を持ちチャレンジする事であろう。ちなみに、昨年5月にアムステルダムで目にしたスマートが手に入るまでの、この1年と1ヶ月は永い時間を感じていた。それは、こんなにもユニークな車に乗ると言う事は、ナント待ちどうしいものかという事であった。
番号: 86	2001年06月27日
東京は大井町駅のすぐ横にきゅりあんという建物があるが、これは品川区の公共の研修等に使われる事の多い場所で、ハイデルフォーラム２１という研修会が年間に数回行われる。ハイデルといえば世界の印刷機械のトップメーカーであることは誰しも知っているところであるが、そのハイデルが印刷機械メーカーではないと宣言したのが昨年5月のドルッパであったがあれから1年が過ぎてますますその脱印刷機メーカーの感が強くなっていた。我々はソリューションプロバイダーであると言ってるが、我が社も製本業ではなく情報産業であると言い切れなくては駄目である。そして、はやくスタッフはじめ俺自身が勉強しなければならないと感じた。今回の勉強会はiモードにおける新規ビジネスの創出と題し松永真理さんの講演であったがさすがというほかは言いようが無いほど進んでいた。俺なんかの頭とは出来が違う！だからと言って負けてたまるかという気持ちになり返ってきた。
番号: 85	2001年06月25日
６月も今週で終わりである、今年も折り返し地点である。よく6月に入ったらすぐに折り返し的な表現をする事があるが7月1日が正式には折り返し時点であろう。ともあれ、一年間は、アッというまに過ぎていくことには変わりが無い。 21世紀、21世紀と騒がれて半年であるが20世紀となにも大きな変化など無いが、10年20年と過ぎた時には時代が変革期であったことを認識する時代である事は間違いなさそうだ。今週はそんな折り返し時点と言うか、今年の半分終えた時点での反省をしてみて、残す半年でまた新年を迎える、そんな事は当たり前のことではあるが節目、というか、おりあるごとに、自分と周りと、社会と会社と、世間と世界というものを観て、己を確認しなくてはならないと思う。
番号: 84	2001年06月20日
今日の日経産業新聞の一面トップ記事に、松下電器が炊飯器の生産を8日間かかっているのを4時間にすると発表してある。それも、2年以内に生産体制を抜本的に見直し一台の製造にかかる時間を現行の8日から4時間に短縮するという。何か凄すぎて話にならない感じである。 8日を4日にするなら解かるが、4時間である。俺たち製本、印刷の世界では時間当たりの稼動生産率を20から30パーセントも上げる事ですら四苦八苦しているのが現状である。しかし、これが世界のトップ企業の計画なのである。でたらめに打ち出したのではない事は事実でしょう。であるならば、我々の業界も従業員を半分はおろか三分の一にしても売上確保するとか、諸経費を半分にするとか、工場の使用面積を三分の一にするとか、現状の体制で臨むならば売上加工高を10倍にするとかの発想が必要だと感じた。言うは易し、行うは難しであるが、何とかしなければ先が知れている。
番号: 83	2001年06月16日
長野優法会の第9回通常総会がありその後の講演会で、元NHKスポーツアナンサー　鈴木文弥氏の講師で、金メダルは努力への贈り物　という演題で講演が行われた。人と同じ事をしていては同じことしか出来ない　　というあたり前の事では有るが、身近に見てきたオリンピックでの活躍した選手の実例をあげの話しを聞くとなんだかおろおろとしてきた。言われるまでも無きこの、人と同じ事をしていては同じことしか出来ないと言う事に対し自分はどうなんだろうか？　はたして若かりし頃の、あの空手に打ち込んでいた時のような、何ものにも負けぬとする気迫をもって仕事をしているだろうか？　全てが空手の為に最優先をしていた事が昨日のように思い出された。スポーツと仕事、　たくさんの共通点がある。50を過ぎて体力こそは若い時とは差が有れど気力は衰えていないはずであるが、やはりサボリ気味である。いい刺激に有った一日でした
番号: 82	2001年06月11日
中小企業大学校三条校において経営トップセミナー１が開催された、年間に3，4回開かれるものであるが、今回は75名の参加ということで過去に無い人数であった。土日の開講で、経営者が参加しやすいのが受けたのだろうと思う。それにしても、中小企業大学校というと国の機関である、その施設や職員が時代とはいえ一般企業の為に開講、運営するとは大きな変化が感じられる。そんなこんなの時代に乗り遅れないようにと集い学ぶわけだが、今回の講師陣はいつもながら素晴らしい先生方であった、初日の午前中は、中京大学の学長で小川栄次教授、午後がアシックスの会長の鬼塚喜八郎氏、翌日の午前中は、山形経営研究所　代表取締役　山形琢也氏であった。いずれの方々も元気はつらつに講義をされ印象深いものがあり、おおいに啓発されて帰ってきた
番号: 81	2001年06月08日
メキシコからの交換留学生のノエミ嬢が帰国した。当然ホストファミリーの役割として成田まで送って行った。いつも感じる事だが、成田に限らずエアーポートというところは、独特かつ特異な情緒をかもし出している、なにか身体の眞から、こころの源から沸き立たせ何かが起こってくる。ちかごろ、もやもやしていたり、鬱々しているのだがここに来てインフォメーションボードを見たり案内放送を耳にしてると、そんな事で落ち込んでいる時ではないと我が身が奮い立つ事を感じる。元気を造らなければ駄目だ、好奇な自分を取り戻さなければ駄目だ、感性を磨かなければ駄目だ、そんなこんなが自分を動かしているのにややもすると、変に大人ぶって良人ぶっていた気がする。じぶんに何かを与えてくれた今日は意義有る一日であった。
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