写真で日記

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俺のシニアライフ（覚悟）　　　　　　　平成27年７月１日　　　　　　　関　一朗
今は、代表権を持った会長として会社に諸々の引継ぎと伝承を確実なものにするため会社に通っている
しかし、70歳（古希数え年70歳）にはそういう生活は終わりにして人生を悔いなく全（まっとう）したいと考えている、そして助走は始まっている

一つ目は、先ずは心身ともにリフレッシュして自分を癒すことをしたい
要は自分のしたいことだけして気の進まないことはしない
言い換えれば子供時代に戻るようなもので天真爛漫な自由な時間を過ごすと云う事だ
好きな旅行やゴルフ、スキー、登山、思索（はた目には何もせず、単にボーっとしているだけ）、散歩、サイクリング、雑学の先端調べなどをしたい
雑学の先端調べとは統計学や人類学や心理学などの昔から無数に有る考えを、最先端のウェブや本や学術書で調べて悦にいることだ
心理学で例えると、子象や仔馬は鎖や綱に繋がれているが大きく成長した象や馬は、細い紐に繋がれているだけで逃げも暴れもしないのは人に習慣づけをされているからであり、このような事は人間社会において無数にあることを知り自分を解放したい
また、ゴルフや旅行でも欧米人のように一つの場所に腰を落ち着けて、長期滞在型のバカンスを楽しみたい

二つ目は、浮世の垢（あか）を洗い流したいと思っている、家にも会社にも無数の不要なものや使い道のないものが有るので、それを断捨離で整理する事で人生をまとめておきたい
三っ目は、今まで苦労を掛けた家族やいろいろ心配をしてくれた友人たちをいたわり感謝したい
一緒に遊び、その人達の心配事や相談に親身になって付き合いたいしお世話になった社会に恩返しをしたいと考えている
例えば、教育関係や道徳関係のことで空手道をつうじて身に着けた精神や技と経験談を口演や講義をしてみたい、これもあまり無理をせずできる範囲でやることが大切でシニアライフで頑張りすぎても成果があがらないし自分にとっても有害だろう

かの、吉田兼好（よしだけんこう）も世俗で起こる諸々の事に付き合っていると、「身も苦しく、心の暇（いとま）もなく、一生は雑事の小節に妨げられて、むなしく暮れゆく」と言っている
一週間７日のうち２日を俗事に使い、残る５日は世俗を超越して仙人のように暮らす「二俗五仙」が望ましいと考える
シニアライフの時期を有意義に過ごしてこそ、はじめて良い人生だったといえると思うからだ
平成１６年５月の睡眠時無呼吸症候群の手術と、本年２月のS状結腸癌の摘出手術をして一病息災ならず「二病息災」で死ぬまで元気で満足度の高く生きるよう努めると覚悟する